今週で派遣契約が終わるので、仕事探しが本格化しています。
派遣切りに遭ったときは、もう同じ場所で働けない、働きたくない、と思ったし、実際勇気を出して仕事に行っても、必要とされていない環境で仕事を続けるのは精神的にもよくないなと思う日々でした。
初めのうちはただお給料をもらうために会社に行き、モチベーションの上がらない作業をだらだらと続けているだけでしたが、ある時、本来の仕事以外で何かできる仕事はないですか、社員の方に相談しました。
そうしたら、途中で私のできそうな翻訳の仕事を任せてくださることになり、少しずつやる気がでてきて、何とか短い派遣期間を充実した気持ちで終えられそうです。
ちょうどよいお仕事をいただけたことだけではなく、ブレインジムのエクササイズをやり続けていたことが、私を救ってくれました。
今回のテーマである、「脳とからだの3つの次元~上下の動きと感情~」は特に、私のように感情をかき乱される経験をしたときに重要です。
からだは、基本的に前後、上下、左右の3方向に動くもので、この3方向=3次元の動きがバランスよく整っているとき、脳ー心ーからだのバランスが取れ、脳が統合され、最大限のパフォーマンスを行うことが可能ですが、ストレス下にあるときは、この3次元のいずれか、もしくはすべての次元のバランスが失われてしまいます。
第2回目の今日は、「上下の動きと感情」についてお話しします。
上下の動きというのは、からだの上半身と下半身のつながりに関係し、具体的に言えば、頭で考えたことを足を使って行動できるかというテーマになります。
ポイントは頭と足の間にある心であり、心が安定して満たされているとき、上下のつながりが生まれます。
からだが天と地につながって、軸のように安定しているとき、肉体的にも姿勢が整った状態になりますが、この時精神的にもセンタリングし、グラウンディングしている状態になります。
この部分は本能を司る大脳辺縁系に関係しているので、強いストレスを感じたりネガティブな感情を抱くと、からだは本能的に危険を感じ、逃げる、戦う、というようなネガティブな行動を起こしてしまいます。
逆にうれしい、わくわく、楽しい、というようなポジティブな感情を抱くと、やはり本能的に足から行動したくなる、という結果につながります。
そして、肉体的にも精神的にも軸が整い、自分の感情に振り回されず安定しているとき、周りの人とも良い関係を気づくことができるようになり、
世界が広がっていきます。
感情が自分の中で滞らずスムーズに流れるとき、人生も流れるように展開していきますが、何か大きなショックを受けると感情を感じられなくなったり抑制してしまったりする可能性があります。
そうすると、せっかくのアイディアや思いを実行できなくなってしまうことから、この次元に対するキーワードは「計画と実行」になります。
実際にからだを動かしてみると、自分の動きが上下どちらかに偏っているか感じることができます。(上には伸びやすいが、下へかがみにくいなど)
偏りがあったら、ブレインジムのエクササイズを行うことにより、偏りを修正することが可能です。
これはストレスを感じている状況が落ち着いて、その環境に慣れてくるまで、一定期間続ける必要があります。
ブレインジムのエクササイズは26種類ありますが、前後・上下・左右の動きの次元のいずれかに分類されています。
当サロンの体験セッション「ブレインジム®3分エクササイズ☆選択・決断するための自分軸を作ろう」では、上下の動き、感情を整えるのに効果的な4つのエクササイズをご紹介しています。
こちらでご紹介するPACEと呼ばれる4つのエクササイズは、ブレインジムのエクササイズの中でももっとも使用頻度の高いもので、いつでもどこでも簡単に取り入れることができます。
いかに感情が私たちの行動に影響しているか、ということを講座では理論としてお伝えしています。
何かをしたいと思っても、なかなか行動につながらない、もしくは始めても長続きしないのは、意欲の問題ではなくて、脳が自動的に反応している可能性が高いです。
夢やアイディアがある方には是非PACEだけでも知っておいていただきたいです。
ご興味のある方は、是非以下のページをご覧ください。