完全無職となった今日この頃、長期戦となった転職活動を続けるために日々様々なことを感じています。
この経験をもとに、当サロンでも転職を目指す方にとってよりサポートとなるメニューをご提供したいと思うようになりました。
今日はなぜ自分がそう思うようになったのか、自分の感じる、転職活動に必要な考え方を書いていきたいと思います。
1)メンタルの強さと柔軟性
絶対条件として、経済的な面でいつまで続けるか、という問題があります。この部分がおぼつかなくなってくると、一日でも早く何でもいいから早く仕事を見つけたい、となり、自分が決めていた条件がどんどん崩れていきます。
どのラインまでなら妥協できるか、という判断のもと、諦めずに探し続ける必要があります。
しかし、選考が途中で進まなかったとき、自分の考え方や方向性、条件を見直す必要も出てきます。
例えば、私はこれまで派遣の仕事だけ、しかも大手派遣会社数社に絞って仕事を探してきましたが、同じような派遣会社で仕事を探しても、あるいは同じ種類の仕事を探しても、オファーが来るかの判断が同じになり、行き詰まってきました。
そこで全く違うサイトに登録してみたところ、意外に新しいアプローチをする会社があるものだという発見がありました。
2)転職活動をゲームのように考える
なかなか状況が思い通りに進まないとき、あまりに深刻になり過ぎると、転職活動そのものが苦痛になってきますが、これは悪循環を生みます。
1つ進まなくても、特に気にせず、何かが足りなかったと自分を責めることなく、単にこの会社ではなかったんだ、と前向きに受け入れる気持ちが必要になります。
最終的には自分にぴったりの会社が自分を待っていることを信じることが大切だと思います。
今回ゴールデンウィークをゆっくり過ごした後、前向きな気持ちが戻ってきたので、気分転換に就活とは全く違うことを一時的にしてみたりして、深刻になり過ぎないように活動を続けるのは大事なことだと思いました。
3)転職先を風のように決める
転職中は、どこの会社を受けても、前向きな気持ちで精一杯アピールするものです。でも実際その会社でうまくやっていけるか、自分の求めていた仕事であるかは入ってみないとわかりません。
転職した以上は、頑張ろうと力が入ってしまうものですが、何らかの理由で、何らかの学びがあって、ある会社に導かれるという可能性もあります。
だから、万一入ってから違うと思っても、その時は風のようにまた次を探してもいいんだ、という心構えでいた方が、転職するときも気持ちが楽になると思います。
私はこれまで会社に入った以上、頑張ることが自分のモットーでしたが、今回派遣切りに遭った仕事は、自分にあまりにも合っていなくて、努力するのが辛い仕事でした。
そして頑張っていたつもりでも、会社の人には何もかも見透かされこういうことになるのだ、ということも学びました。
だから、あまりに無理をする必要もないし、いつまでも好イメージの自分をアピールし続けることもないのだと思います。
そして、私は今回の出来事は、自分のセラピストとしての方向性を変えるための経験だったのだと受け入れるようになりました。
4)自分の感覚をキャッチして、受け入れて、手放す
仕事にエントリーするか決めるとき、または実際に面接に進んだとき、緊張や不安などネガティブな気持ちで一杯になってしまうことがあります。
特に今回私は派遣切りに遭った当初は、前向きな気持ちで活動していたつもりでもちょっとストレスの多そうな会社から声がかかると、途端に無理かも、という気持ちに襲われました。
自分には能力がないかもしれない、もう次は辞められない、という気持ちが根底にあったのだと思います。
けれども、3)にも関係しますが、たとえ仕事が合っていなくてもまたやり直せばいいし、別の道を考えればいいのだ、という考え方ができると、
まずはチャレンジしてみよう、という気持ちになれるのだと思います。
だから、感じた感覚はそのままに受け入れつつも、振り回されないことが大切だと思います。
5)第六感を大切にする
4)で書いたことと矛盾するようですが、面接時やその仕事について考えたとき何か嫌な気持ちがするとか、からだの感覚がおかしいとかという感覚が、実は心が発するメッセージということもあり得ます。
求人情報は誇大広告のこともあるし、面接官も求職者同様に良いイメージを取り繕っている可能性もあります。
目先の条件だけにとらわれず、何かがおかしい、と感じたり、ちょっとしたことだけどこの部分は受け入れがたい、というような小さな声や感覚は無視しない方がよいです。
昔あるオラクルカードを引いたとき、「100%イエスでなければそれはノー」という言葉がありました。何かが引っかかるときは、やはりノーなのだと思います。
これは、転職後も同様で、転職後すぐに感じたことは、直感的に本質を掴んでいるもので、慣れていけば問題なくなるわけではないと、私は今回の仕事で学びました。
実は勤務初日に内心これは無理かも、と感じていたのでした。
さて、このように、転職活動の成功のためには強いメンタル、前向きな気持ち、直観力など様々必要で、こういうことを考えれば考えるほど、転職しない方が安全だ、という判断につながることもあり、実際に動かない方がよいこともあるでしょう。
しかし、勇気を出して何かを変えようと決意した結果、人生が新しい方向へ進んでいって、紆余曲折あったとしても、最終的には転職してよかったと思える日が来るかもしれません。
私の経験から、転職活動を前向きに続けるには、通常の転職サポートとは別に、脳と心とからだのサポートが必要だと強く思います。
ご興味のある方は、是非当サロンのメニューをご覧になってください。
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