今日は、今月3回に渡って学んでいる、ブレインジム104講座の2日目の内容をシェアします。
2日目は、感情面のバランス調整に効果的な「エナジーエクササイズとディープニングアティテュード」に関係するエクササイズを学びました。
感情は実は私たちの行動や姿勢(からだの使い方)に大きな影響を及ぼします。
姿勢、からだの使い方とは、からだの上下の統合に関係します。
重力に対して上半身は上(頭)に伸び、下半身は地に足をつけて、均衡を保つこと。
言い換えれば、頭で考えたことを、行動に移せているか、ということになります。
また、上下の関係は脳の中にも当てはまり、上=考えるための大脳皮質、下=情動、ストレス反応(闘争・逃避反応)、を司る大脳辺縁系、に対応します。
ネガティブな感情に振り回されず、ポジティブな感情をベースとした行動を取れるか、ということですね。
強い感情を感じる状況にあっても、安定した姿勢を保てることは、感情の安定にもつながります。
そして、自分軸、中心軸をしっかり感じてこそ、状況を把握し、計画し、決定し、からだを使って行動する、という一連の動作が取れるようになります。
まず、「ディープニングアティテュード」は、ストレスを感じる状況で自分を落ち着かせるためのエクササイズ、主にPACEと呼ばれる自分軸を整えるためのエクササイズを指します。
また、「エナジーエクササイズ」は、からだの中心軸を感じ、バランスを取り、感情面と肉体面での安定を図るため特定のツボを刺激します。
例えば「エナジーヨーン」と呼ばれるエクササイズでは、全身の筋肉の50パーセント近くが集まっているという、顔の頬周りの筋肉をほぐしながらあくびをします。
これらのエクササイズは目を動かしながら行うと効果的なことが多く、ストレス下でいかに目に負担をかけているか、ということが感じられました。
感情のコントロールが、からだの構造・使い方と関係しているということはシンプルなことながら驚かされます。
体幹がしっかりしてこそ、感情も安定するということなのですが、体幹が弱いと目を酷使することによってバランスを取っていることが多いようです。
わたしは過集中気味で目に負担をかけていることが多いので、まずは目をリラックスすること、そして、体幹を整えるためにおへそに意識を向けることから始めたいなと思いました。
また、これまでアイディアはたくさんあっても、それを行動に移すときに、様々な理由をつけて先延ばしする傾向があったのですが、この先延ばし行動が脳と感情の関係に関わっていることを知って、目から鱗が落ちる思いでした。