昨日は整体で三半規管を活性化した体験についてお話ししましたが、今日はバランス感覚についてクライニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)の観点からお話ししたいと思います。
まずは、先日クライニオセイクラルセラピーを長く実践されている先生のニュースレターの内容をシェアします。
あるクライアントさんは、自動車の衝突事故に遭って以降、左耳の痛みに悩まされるようになったそうで、事故による外傷ではなかったものの、右足に受けた衝撃がからだの対角線上に伝わって左耳の不調につながっていることが施術を行っているうちにわかったそうです。
クラニオセイクラルセラピーとは、頭蓋と仙骨間を流れる脳脊髄液の流れを整えるセラピーですが、この流れは外傷や事故、感情的な要因などにより乱れが起きてしまいます。
そして受けた衝撃が長くからだに閉じ込められてしまうのですが、人によってはその衝撃が誕生時にさかのぼることもあるようです。
以前このセラピーを教わった先生は赤ちゃんにも多く施術を行っていました。
わたしの三半規管が弱い原因が何に起因するのかはっきりしたことはわかりませんが、三半規管に関係する前庭神経についてテキストを読み返してみると、次のようなことが書いてあります。
前庭神経はバランス感覚、具体的には頭の位置に関する情報と、空間の中での動きの感覚を伝える。
変化の時には、十分なスペースとバランス感覚が必要だが、恐怖や不安にとらわれると脳や頭蓋骨にストレスがかかり、例えば顎関節症につながることもある。
(実際整体の先生に、顎関節が固まっていたと言われました)
この神経が十分に機能していないと、バランスを保つことが難しくなり、方向を定め、動くことが難しくなる。
そしてオーラソーマでは前庭神経に関係する星座はさそり座で、変容を司ります。
また、さそり座は水の星座であり、関連するボトルはグリーン、オリーブと感情に深く関係します。
なので、やはり前庭神経・三半規管の不調は単に幼少期の動きの問題だけでなく深いところに起因していそうですが、大事なことはその原因究明ではなく、この機能が人生の変化、感情を揺さぶられる経験に大きく関わっているということです。
人生を大きく変えるタイミングでは、感情も大きく動き、その中でもしかしたら現在につながる過去の経験や過去のパターンも甦ってくる可能性もあります。
そんな中で内なる強さを持って前に進み続けるために、ブレインジムのエクササイズとともに、優しいタッチで脳脊髄液の流れを整えるクラニオセイクラルセラピーをお勧めしたいです。
当サロンで行うクラニオセイクラルセラピーでは、オーラソーマプロダクツを使用して、色や香りの要素も加えながらトータルなセラピーを行います。
変化を迎える方には、からだを動かすブレインジムをまずお勧めしたいですが、同時に色や香りに包まれながら癒しの時間を持って、過去を整理してから新しい世界に飛び出されてみるのはいかがでしょうか?