突然の派遣切りの宣告から1週間が経ちました。宣告されたときは動揺して、翌週から仕事には行けないと思いました。
派遣会社の営業さんからは、こんな状況で無理して行かなくていいと言われていたし、派遣先の方たちも私は二度と会社に現れないことを覚悟していたようでした。
けれど、どうしてこの状況が起きたのか、何か学びがあるはずだと思って受け入れようと内観することにしました。
どんな状況が起きても、俯瞰すればきっと最善のことが起きているはずだと信じて。
今日は、今週使ったオーラソーマのボトルの色と関連しながら気づいたことを振り返ってみたいと思います。
現在、昨年から始めた21の鍵シリーズのビデオ講義を聞きながら、わずかだけ残っているボトルをハイピッチで使用しています。
一連のシリーズを聞くのは3回目になりますが、回数を重ねるごとにボトルの意味を深く考えさせられるような出来事が起きています。
まずは、オーラソーマB10 グリーン/グリーンのボトル。印象に残ったキーワードは「真実」を受け入れること。
真実を受け入れることは時に難しいことである、ということ。また、「真実は水」である、というマイクの言葉がありました。
7,8,9番のボトルを使っているときは気づかないように自分をごまかしていた事実にいよいよ直面したのが、10番のボトルを使っているときでした。
自分にとっての「真実」は、この仕事を続けることが苦しいということでした。
けれども、せっかく手に入れた仕事を苦しいからと言って手放すことはしたくなかったし、仕事で思うような成果を出せていない事実を認めたくもなかったのです。
「真実は水」という言葉からは、仕事を始めて以来、足がだるく体液の流れが滞っていることを実感していましたが、体液が水であることを考えると、それはやはり「真実」を表しているのだと思いました。
そしてその後、自分にとっての真実を派遣先の方に伝えたら、思いがけない宣告を受ける流れになりました。
どんな理由であれ切られるという経験は、胸が痛いものでした。
その次に使用したのがオーラソーマB11 クリア/ピンクのボトル。
タロットは「強さ」で、クリア/ピンクのボトルは柔らかな見た目とは反してパワフルなものであり、そのネガティブなキーワードとして、「スピリチュアルなエゴやプライド」という言葉を聞いたことがあります。
わたしは、今回仕事ができなかったという事実に直面したことにより、自分のエゴやプライドが崩壊する経験を味わいました。
恥ずかしながら自分はできると思っていたし、できない人を見下していたところがありました。
そんなエゴやプライドは不要だと突きつけられた経験だと思いました。
それは本物のプライドではないから、強いと思っていた自分は強くなかったのだとよくわかりました。
いま、会社に行っても与えられる仕事がなく、必要とされていない自分を感じながら一日を過ごしています。
それでもわたし自身の価値は揺らがないのだと感じられるようになるための経験だと思って通っています。
そして、今使っているのがオーラソーマB12 クリア/ブルーのボトル。
タロットは「吊るされた男」で、困難な出来事に遭って、自分が逆さまになっている状態を表します。
わたしはまさにこの状態にいます。そして、今回初めて耳に残った言葉が「贖い(あがない)」「赦し」というキーワード。
心に平和(ブルー)の意識を持ち、ただマインドフルネスの心で見つめること。
そして、何らかの理由でベストを尽くせなかった、思うような結果を出せなかった状況にあっても自分や他人を許すことが大事だとマイクは言っていました。
そういう時自分や人を非難したくなるのがこれまでの私ですが、どんな状況であれ許すこと、そして、一瞬一瞬の行動に意識的になることによって、今まで無意識の世界に影響を受けていた自分の行動が意識的なものになり、よりベストの自分でいられるように導かれる、ということでした。
なぜこの仕事を選んでしまったのか、なぜできると思った仕事が全くできなかったのか、考えるうちに自分を責めてしまいそうになりますが、その流れも、そして、そういう状況で私のことを切った会社の方の判断もすべて受け入れること、それによってすべてが赦されることを信じたいと思います。
実際、先日自然豊かな場所に行ってキネシオロジーのセッションを受けたとき、自分にとっていかにこの仕事がきつかったか、そして仕事に集中できなかったのは根本的にこの仕事に興味がなかったこと、だから、派遣切りという結果とはいえ仕事を離れることに、自分の心はほっとしていることを感じました。
なかなかエゴにとって自分が惨めになる経験を受け入れるのは難しいことですが、これからは自分の心を傷つけてまで仕事をする必要がないこと、そして、同じような経験をされた方に寄り添ったセッションができる日がくることを信じて前に進んでいきたいと思っています。