オーラソーマの21の鍵(3回目)を終えて

昨年4月に始まったオーラソーマの21の鍵シリーズ。0-22番から始まり、21-99番の組み合わせまで計44本のボトルを毎週塗り続けていく試みでした。

 

1ラウンド目は2021年4月から9月、前職を続けることの苦しさを感じ、退職を決意した半年間でした。

 

2ラウンド目は2021年9月から2022年2月、退職後の準備を具体的に始めた半年間でした。

 

ここで終了のはずでしたが、わずかに残ったボトルを使い切るために個人的に始めた試みが、2022年2月から2022年5月の3ラウンド目でした。

 

今回は、ボトルによって残りの量が違い、ほとんど残っていない場合は数日で次のボトルに移る、という感じだったので、たった3か月で終わりましたが、その間次々にいろいろなことが起き、昨年4月からのテーマを完成させるような密度の濃い日々となりました。

 

この3ラウンド目をスタートさせたのが、退職前に受けた大腸検査の日。この時の記事を読むと、まだまだ居心地のよい環境を離れることへの抵抗感、恐怖、緊張などが残っていたのだなとわかります。

 

そして実際この3か月間、退職~転職~派遣切り~再転職活動の流れを経験した今、単に職場を変えただけではなく、過去の自分から卒業することができたのだな、と感じています。

 

オーラソーマでは、ボトルを最後まで使い切ることの重要性について語っています。

 

その意味では、残りわずかとはいえ、この3ラウンド目が重要になるだろうということは感じていました。

 

でも、やっとの思いで退職して、ボトルを使い始めてすぐに決まった転職先で大きな違和感を感じることになってからの出来事は、想像を絶するほどの苦しさと試練の連続でした。

 

 

 

 

そして前職以来長い間持っていた偽りのプライドに気づき、誤った自己イメージを見直し、本当の自分の強さは、そんな表面的なものではないところにあることを信じようと思うようになりました。

 

肩の力が抜けたことで、辛かった経験にとらわれることなく、新しい気持ちで仕事探しができるようになりました。

 

そして、最終的には、いくつかの選考が進み、その中から1つを選ばなければならなくなったとき、最後のボトルである21番-99番のボトルでは、大切なのは自分のハートが赴くところ、ということがテーマでした。

 

いろいろと考えすぎて、最後まで迷い続けていましたが、最終的に決断した後、ものすごくほっとした気持ちになりました。

 

手放した選択肢は、条件面で魅力的に感じていたのであって、本音ではハートでは、初めから選んだ答えでよかったのだな、と後から思いました。

 

今週からついに新しい仕事が始まります。この仕事を決めた最大の理由は、セラピーの仕事と両立できる、ということでした。

 

前職を退職したときは、昔ながらの意識のまま、何となく新しい仕事に進み、何となくセラピーの仕事を始めていこうと思っていました。

 

けれども、その意識ではきっとセラピーの仕事もうまくいかなかったのだと思います。

 

今は、転職活動中に出会った人々に触発されて、自分の道を進んでいこうと強く思っています。

 

退職すること、転職することがどういうことか身をもって体験した3か月間でした。

 

それは退職前に想像していたことより予期せぬ出来事の連続で、辛いと思っていた前職でそのまま仕事を続けていた方がどんなに楽だったかと思うこともありました。

 

けれどもなぜ退職を決意したのか、その意思を思い出し、新しい世界に進みたかった目的を果たしたいと自分を鼓舞し続けました。

 

環境が変わることは一時的にせよ大変なことです。年齢を重ねれば重ねるほど、手放すことが大きければ大きいほど、大変になります。

 

途中で最初の意志がくじけそうになってしまった方、目標を見失ってしまう方もいらっしゃることと思います。

 

そのような方たちが、なるべくスムーズに新しい世界へ移行できるよう、今回の経験とセラピーがお役に立てばと思うばかりです。