目は心と世界をつなぐ窓~トラウマを乗り越え前向きに生きる~

今年わたしは3月に長く勤めた会社を退職して以来、思いがけず2度も予期せぬ派遣切りに遭いました。

 

2度目の会社では信じられないようなトラブルを体験し、大きなストレスを受けました。

 

3度目の正直でやっと恵まれた環境に導かれ、落ち着いたところで検査を受けたところ、超早期の乳がんが見つかりました。

 

セラピーの世界では、病気の原因の多くはストレスによるものであること、またスピリチュアルの世界では、からだに症状が現れるずっと前にオーラやエネルギー体が傷ついていること、そしてその原因は魂の目指す方向と実際に進んでいる方向がずれていることにあると習いました。

 

2月に簡易検査を受けた時には問題がなかったことを考えても、今回の病気は今年受けた大きなストレスが原因だと思わざるをえません。

 

そして大きなショックを受けているところですが、同時にMetamorphic Techniqueの考え方によると、物事(病気)に善悪はないこと、大事なことは事実を受け入れ、手放すことだということを思い出して過ごすようにしています。

 

さて、乳がんと聞いて、昨年オーラソーマで受けた21の鍵のライブクラスで、ある受講生の方が興味深いお話をされていたことを思い出しました。その方の姉妹の方が乳がんになられ、マイクがそれに対してコメントを出していました。

 

その方の気づきによると、自分の意識が自分の外にあり透明人間のようで、人から見られていない存在だったり、認識されていないような状態であったと話していました。

 

そして、マイクは乳がんは女性特有の病気であることから、病気になられた姉妹の方も、受講生の方も、そしておそらくそのお母様もおばあさまもその上の世代の方も同じ意識を持っていたのではないかと話していました。

 

その原因となったのは、生きていく上で何らかのトラウマを受けてしまったこと、そんなときに人は、自分が自分の中からいなくなり、誰か違う人の意識で生きてしまいます。

 

その状態が自分のからだを攻撃するがん細胞を呼び寄せ、病気の原因となったのではないかということでした。

 

 

 

 

 

 

先日目がトラウマ体験が現れる最初の場所だとこちらのブログに書きましたが、自分が見ることだけではなく、人からどう見られるかということにも関係がありそうです。

 

私は前の会社でひどい攻撃を受けたのですが、他人の態度は自分の意識が現れている可能性があるということを考えたとき、人にどう見られているか=自分が自分をどう見ているか=自分の中に自分を攻撃する意識があったのかもしれないと思います。

 

自分の意識は自分では認識することが難しいから、自分を攻撃する他人や病気という現象によって、それに気づかされる体験をしているのかもしれません。

 

このように病気の背景にこんな大きな問題があることを考えると、医学的な治療と平行して何らかのセラピーを受けることが根本原因の解決につながるのだろうと、自分の体験を考えても強く思います。

 

とはいえ、このような大きな問題を扱うためのセラピーは慎重に選ぶ必要があり、また答えは一つではないため、心の声を聞く必要があります。

 

そんななか、一つの選択肢としてMetamorphic Techniqueをご紹介したいと思います。

 

Metamorphic Techniqueの考え方では、何かを解消しよう、治そうとはせず、クライアントの方が本来持っている大きな力が目覚め、その方にとって最善の展開が起きることを目指します。

 

たとえ起きていることが大きな問題に見えても、それはその方が持ち合わせた人生のパターンの一つの現象であり、いつでも変容される可能性があります。

 

人生で何か大きな問題が起きたとき、あるいは思い描く方向に進めないとき、その時こそ自分のパターンに気づくときであり、パターンが変わっていくときであり、それによって人生は流れ、次の展開に進んでいく、という考え方があります。

 

そのためにプラクティショナーは必要以上の介入をせず、ただそこに存在し、クライアントの方と同じ時間をすごし、必要な施術を行っていきます。

 

そして、起きた出来事をジャッジせず、判断せず、ただ、受け入れ手放していきます。

 

病気は悪ではない、一時的な現象である。なかなか病気の当事者になるとそのように前向きな考え方を持つことは難しいと実感することもありますが、今こそこの精神を持って前に進んでいきたいと思っています。