できることを楽しみ光の中で生きていく

昨日定期的に通っている整体の先生に見ていただいたところ、目の動きから大きな気づきがありました。

 

いつも私のからだの歪みとともに、目の動きを見ていただいています。

 

ある一点を見つめ、その一点を上下左右に目で追っていくのですが、先生にこう言われました。

 

「目を動かしずらくなると、無理に急いで動かそうとして雑な動きになってしまっていますね。動かせないときはゆっくり動かすか、できないって言ってもらえばいいんですよ」

 

それって、できないこと、苦手なことに対して無理に焦って頑張っている、私の根深い行動パターンにつながるかも、と内心思いました。

 

できないことはできないと認めればいいんだ、それをどうにかして頑張る私の習性が目の動きに現れていたとは驚きでした。

 

そして今日、9月から11月まで毎週クラスを受けていたブレインジムの上級コース「クリエイティブビジョン」の復習会がありました。

 

今日のお題は、長年変えられない自分のパターンに関する目標を立てる、ということだったので、私は「自分のやりたいことを心から楽しんでやる」という目標にしました。

 

言葉で書くと「やりたいことを楽しんでやる」なんて当然のように感じられますが、実際のところ私は「できないことをできるようになるために一生懸命頑張る」という行動パターンがあることに最近仕事をしながら感じていました。

 

今年1年転職を何度か経験してやっと落ち着いた派遣先でもなお新しい専門内容を一生懸命学んで何とか仕事についていこうとしている自分にある時疲れを感じたのでした。

 

苦手な分野だから人一倍努力しないと習得できないけれど、派遣契約を更新していただくために、こんなことをこれからもずっと続けなければいけないのかと思った時、自分の望む生き方ではないことに改めて気づきました。

 

私は「できないことは努力すれば何とか乗り越えられる」という信条を長い間持ち続けてきました。

 

でも、その生き方を優先しているうちに、「やりたいことを楽しんでやる」ということがいつも後回しになっていつの間にかできなくなっていることに気づきました。

 

常にできないことに立ち向かい、それを克服してまた新たなできないことに挑戦する、その先に何があるのでしょうか。

 

けれども、それが習慣化している私にとって、「やりたいことを楽しんでやっている」状態をイメージしたとき、落ち着かない気持ちになってしまいます。

 

そこでブレインジムの調整メニューを選んだ時、このテーマに関連する自分のからだの感覚として出てきたのが、口に関する動き(噛む、飲み込む、話す、あくびをする、微笑む)に緊張を感じていて、逆の動き(歯ぎしりする、吐く、黙る、息を止める、しかめっ面をする)の方が自然な状態になっていること。

 

息を止めて、歯を食いしばって、という動きが自然な私にとって、辛いことを頑張る方が自然な行動になっている、ということは納得のいくことでした。

 

そこで、ブレインジムの有名な動き「クロスクロール」(手足を左右に交差する)等により、バランス調整を行っていきます。

 

本来の動きをすることが自然にできるようになり、息を止めるなどの動きは必要に応じてのみ行う、というように新しいパターンをからだに教え込んでいきます。

 

さて、これでバランス調整が完了したか、もう一度からだの動きを見てチェックしていくと、何かもう一つメニューが必要な状態でした。

 

そこで先生に誘導していただくと、感情の領域が関係ありそうで、感情に関するアファメーションを選んでみたところ・・・「I love the light (光を愛する)」という文が気になりました。

 

逆の表現は「I prefer darkness(闇を好む)」であり、私のこれまでのパターンは不本意ながらもこちらのようだった気がします。

 

そこで、「I love the light」をイメージしながら、太陽の光を浴びて、光を感じることをバランス調整の締めくくりとして行いました。

 

光の中で生きることが当たり前になったら、口を緩ませ、からだを緩ませ、自分ができることを楽しむ生き方が当たり前になるかもしれない、と思いました。

 

そして、最後にもう一度「やりたいことを楽しんでやっている」イメージをしてみた時、ダンスしたくなるような、わくわくした気持ちになりました。

 

このように、ブレインジムは、こうなりたい、という願望をからだの動きから染み込ませていって、現実化することを可能にしてくれるツールです。

 

これからこの「クリエイティブビジョン」で学んだ内容を皆さまにご提供できるよう準備していきたいと思っています。