目を整えて、脳を整えて、夢を現実化する

新しい年を迎えて、今年こそは、と思いを新たにしていらっしゃることと思います。

 

私も、今年は昨年学んだブレインジムのクリエイティブビジョンのコースを多くの方に実践したいと、先月より内容の見直しをしています。

 

ふだん現実を見ている目の使い方がいかに潜在意識の世界に左右されているか、つまり幼少期より持っている脳のパターンに支配されているかがわかりました。

 

そしてここを整えることによって、逆に現実を変えることができるようになる、という限りない可能性を感じます。

 

今日は、この記事を読んでくださる方、お一人お一人が思い描いているビジョンを現実化できるよう、クリエイティブビジョンの教材より、ビジュアライゼーション(視覚化)に関するツボをご紹介したいと思います。

 

そのポイントとは、眉頭の下にある膀胱経のツボ「攅竹」というツボです。

 

眉間には第3の目があり、第3の目とは、見えないものを見るポイントでもありますが、それは、まだ現実化していない思いを視覚化する、ということでもあると思います。

 

この攅竹のツボは、疲れ目にも効果的なフェイシャルエステではおなじみのツボですが、もっともっと深い意味があったのです。

 

膀胱経は、目から始まり、からだの背面を通って足の小指まで続いています。

 

この攅竹のツボは膀胱経の2番目のツボで、足の最終地点は67番になり、たくさんのツボをつなげる長い長い経絡です。

 

つまり、目でビジョンを見て、それに向かって全身を使って、足で行動を起こす、という壮大なストーリーと関係しているのだと私は思います。

 

そして、視覚化のポイントに関して、重要な注記がありますので、是非皆さんに共有したいと思います。

 

「生き生きしたイメージを創造するには、左右の脳が統合されていることが重要です。このイメージする能力は、しばしば恐怖、中でも、視覚によって現実を創造することのできる自分自身の力への恐怖によってブロックされることがあります。」

 

膀胱経のキーワードは「恐怖」であり、恐怖の感情が強いと、からだの背面の筋肉が硬直して目だけでなく全身の動きに影響を及ぼしてしまいますが、何に対して恐怖の感情を抱くかというと、究極的には自分の力への恐怖、なのですね。

 

幸せ・成功への恐怖は失敗への恐怖より大きい、とキネシオロジーのクラスで学んだことがあります。

 

みな幸せになりたくて、夢を叶えたくて、大志を持つものですが、それに対して一番の妨げになっているのは自分が思い描いた夢を叶えて幸せになることへの恐怖だということは、逆説的で信じられないような発想です。

 

本当は誰しもまだ見えていない未来を見ることができるし、その未来を現実化する力を持っているのですね。

 

今年はブレインジムのセッションを通して、まずは日常生活での目の使い方を振り返り、脳のバランスを整えること、そしてその先に未来を見る力があることを思い出していただけたらと願っています。