誕生日に新しく生まれ変わる

前回ブログを更新してから1か月近く経ちましたが、昨日誕生日を迎えるにあたり2月の後半は内面を見つめ、また新しい土地に出かける機会もありました。

 

占星術では生まれたときの時間と場所からその人だけのホロスコープを導きます。

 

人はみなある瞬間を選んで生まれてくる意味があって、その日が1年ぶりにやってくることは大きな意味があると毎年思っています。

 

今日はオーラソーマとMetamorphic Techniqueの観点から誕生時にまつわる話をシェアします。

 

昨年12月から改めて聞き直しているオーラソーマ21の鍵のマイクの講義では今週13番/91番のボトルを迎えていました。

 

 

 

このボトルのタロットは<死>、死と言ってもここでの意味は手放し新しい自分に生まれ変わることを指しています。

 

生きていても一瞬一瞬呼吸するごとに古い自分は死に、新しい自分が生まれているのですね。

 

にもかかわらず人生において同じループを繰り返してしまうのは、古い自分を手放せずにいるから、ということのようです。

 

マイクは、13番のクリア/グリーンのボトルについて、一番最初に意識が宿った受胎時の細胞の話をしていました。

 

この細胞の記憶には、家系的な条件付けのようなものも含まれ、それが分裂して私たちのからだが作られていきます。同時に思考や感情などの意識も胎内にいる間の経験をもとに形成されていきます。

 

生まれる時にすでに私たちはある程度先天的に固まったパターンを持っていて、それに気づくまではそのパターンを何の疑いもなく生きている、ということになりますが、その最初の細胞に吹き込まれている魂の意識、この世に生まれたいと思った強い思いを意識しましょう、というようなお話でした。

 

この13番のボトルは毛虫が蝶になるような「変容」に関係があるとオーラソーマの本には書かれています。私が実践している「Metamorphic Technique」の世界ですね。

 

古い自分が死んで再生する、大きな変容のプログラムを私たちはみな持っていて、しかるべき時にそれは始まるのです。

 

誕生日の数日前から私は座った時に尾てい骨の辺りが痛いことに気づきました。触ってみると尾てい骨そのものではなく、その付近におできができていました。

 

尾てい骨とはまさに生きることに関わる第一チャクラに関係していて、Metamorphic Techniqueでもその部分の反射区は誕生の瞬間を表し、更に行動することに関係すると説いています。

 

どのように誕生したかが、その人の行動のパターンに強く関わると考えているのです。

 

尾てい骨の違和感を感じながら、私は自分の行動のパターンや行動することが今回の誕生日のテーマになっていることを意識していました。

 

そして、誕生日を迎えた朝、前日早く眠りについたのに疲れたような気分だったので、生まれたときも大変で疲れた気がする、と母に冗談で話したら、2日もかかって大変だったわよ、と言われました。

 

これまで胎内でへその緒が巻きついていた話は聞いたことがありましたが、生まれるまでに2日かかったということは知りませんでした。

 

あぁ、なるほど自分は何か大きな行動を起こすのに抵抗を感じるし、なかなか実行するのが難しいなと思いました。

 

また昨日1日は誕生日なのだからちょっとリラックスして仕事したいと思いながらも何か追い立てられるような気持ちになって、結局いつものように仕事しようとしている自分に気づきました。

 

結果的には予期せぬハプニングが起きて仕事が進まずその間同僚と雑談する時間を過ごしたので、いつも頑張らないといけないとからだに力が入っているけど、これからはもっとリラックスしていいのだな、と思いました。

 

ちょうど雑談した時間帯が私が誕生した時間だったのですが、楽しい時間を過ごして爽快な気持ちになりました。

 

きっと大変な時間を経て生まれた時もそんな気持ちだったのかもしれません。

 

いくら自ら望んでこの世に生まれてきても、生まれるまでの時間に苦しい思いをしたらその後の人生がそういうものだと思ってしまうのも仕方ないなと思いました。

 

そんな風に気づいてこのパターンを変えたいな、と思ったときにMetamorphic Techniqueのセッションはお勧めです。

 

いつも同じようなパターンを繰り返してしまうからこそ、誕生日の頃こそMetamorphicTechniqueで自分の原点に戻って生まれ直す経験をされてみるのはいかがでしょうか。