昨日はいつも通っている整体の予約が入っていました。この1か月仕事が忙しく残業続きだったので、からだのバランスはどうかなと思っていました。
診ていただくと、いつもの通り首や背骨周りの硬さなどあるものの、総じて悪くないようで、この1か月仕事の合間や終わった後に、からだを動かす習慣を続けていたのが功を奏したのではないかと思いました。
そして忙しかった仕事の状況がひと段落ついた今、夏の間仕事のストレスに負けることなく、元気に過ごすことができた理由は、からだを動かすこと以外にもある気づきがあったからではないかと思いました。
今日は、前回の記事でご紹介したブレインジムのゲールさんとのプレイショップでの振り返りも含めて、アファメーションの重要性についてご紹介します。
振り返ってみると、お盆休み明けから明らかにからだの疲れが取れただけでなく、気持ちの変化がありました。
そこでお盆休み中何をやっていたか思い出してみると、以前から取り掛かりたいと思っていた100以上のアファメーション(ポジティブな目標・言葉がけ)を訳すタスクを終えていました。
このアファメーションは、2年前に学んだキネシオロジーのコース「Human blueprint」のテキストに載っていたものです。
コースでは、自分に起きている肉体的・精神的・その他現実に起きている様々な問題の要因として、潜在意識下にある信念体系を扱いました。
この信念体系は、遺伝的・家系的に引き継いだり、育った環境で取り込まれ、自分自身や人生に起こる出来事のベースとなっているもので、ネガティブな条件付けであることが多いです。
ほぼ意識では無自覚ですが、なぜ同じような出来事が起こるか辿ってみると潜在意識に固い信念体系が潜んでいて、その通りの出来事が起きていることが多いことに気づかされます。
今回私が訳していた中で、?と思ったのが、以下のアファメーションでした。
I need to realize that, if I have made a mistake or hurt someone, I can be forgiven.
「私は間違いを犯したりだれかを傷つけたとしても赦されることに気づく必要があります」
私は訳しながら、自分が悪いと思うことをしても赦してもらえるのかな?とすぐには腑に落ちませんでした。
つまり私はこれまで「もし間違いを犯したり誰かを傷つけたとしても赦してもらうことはできない」と考えていたようで、実際そうだったと思います。
間違いを犯さないように、人の気持ちを害さないように気を付け、もし意図と反することをしてしまった場合、自分を激しく責めていました。人に赦してもらえない以前に、自分が赦せなかったのだと思います。
同時に、赦せない気持ちは他人にも向けられていました。これまでの人生でひどいと思うことをされたことが何度かあります。
以下のブログで昨年出会った女性上司を赦せるようになったと書きましたが、それ以外にも傷ついた気持ちをそのままにしている人物を思い出しました。
この人に対しても、心の底では赦すことができていないんだと思いました。
そして、自分の病気のテーマが「赦し」であることを改めて思い出しました。
また、お盆休み明けに受けたゲールさんとのプレイショップで、参加者全員に癒しが起きたと感じられるエクササイズが、心包経の「絆」に関するものでした。
エクササイズといっても自分をハグするようなポーズをゆっくりするだけですが、この動きをしながら、「絆」に関するアファメーションを1つずつ唱えていきました。その中に「赦し」に関するものがありました。
「私は自分にひどいことをしたすべての人を赦します。そして自分の成長には自分で責任を取ります」
「絆」に関するアファメーションには「私は<両親/世界>とつながっています」というものもあり、どんな人ともつながっているのだから、お互い赦し合えるというメッセージだと感じました。
逆に誰かを赦せないとき、自分も赦すことができず、誰も信じられずつながれない状態なのだと思います。
このように、アファメーションは、自分の潜在意識下にどんな思いがあるのか気づかせてくれ、それをポジティブなものに変換するのに役に立ちます。
ただ、ネガティブな信念体系が強い中でポジティブなアファメーションをただ唱えても効果が出にくいため、ブレインジムのエクササイズをしながら、あるいは瞑想状態のようなゆったりした気分でアファメーションを唱えていくことがおすすめです。
現在当サロンでは、ブレインジムだけでなく、リフレクソロジーとクラニオセイクラルセラピーのメニューでも、アファメーションを取り入れるセッションを行っております。
ブレインジムはからだを動かすことで気づきをもたらすセッションです。自分の殻を破って何か新しい行動をしたい方にはお勧めですが、私自身の経験からもからだを動かすよりただ横になって休みたいと思う時もあります。
これまでリフレクソロジーなどのリラクゼーションのセッションだけでは、新しい行動をもたらすことは難しい印象がありました。
そこでアファメーションを取り入れることで、休んでいる間にも脳のプログラミングを新しい方向へ書き換えることができないかと考えました。
アファメーションは、ブレインジムで用いる陰陽五行の12経絡に関連したアファメーションに加えて、今回訳した「Human blueprint」のテキストに記載の100種類以上の中から選んでいただくことも可能です。
ご希望により、選ばれたアファメーションに関するブレインジムエクササイズをご紹介することも可能です。
アファメーションを心に描いているだけではなかなか行動そのものを変えていくことは難しいですが、アファメーションにエクササイズやセラピーの要素を加えることで、心身の深いところに沁みこませていくことができるのではないかと考えております。
ご興味のある方のお申し込みをお待ちしております。