心安らげるセラピーで、頑張らない流れを生み出す

私が目指すセラピーは水の流れのように、緩やかに流れを生み出すセラピーなのですが、一方で私はこれまでの人生で非常に根強い「頑張る癖」を持っています。

 

頑張ることによって積み上げてきた人生のパターンを、頑張らなくてもよいパターンに切り替えるのは実際のところとても難しいです。

 

それについて新たな出来事と気付きがありましたのでご紹介します。

 

先月自分のからだ、特に顎の部分が固まっていることを整体の先生に指摘されてから、顎関節症について考えるようになりました。

 

 

そこから発展して、からだの流れを整えていく、石を使った誘導瞑想のセッション「Balancing the Waterfall~滝の流れを整えよう~」についてご紹介しました。

 

 

その後、大腸検査前にチネイザンのセッションを受ける機会がありました。感情の解放や、大腸経のテーマである「手放す」「流れに乗る」ことをからだで体感しました。

 

 

同じ時期に、職場の上長の方と面談する機会があり、そこまで頑張らなくてもよいのだ、という気づきがありました。

 

 

しかし、頑張らなくてもよいと安心した一方で、過去から根強いアイデンティティーを形成している私の一部は、頑張りたいんだ、と抵抗しました。そして、同じ頃立て続けに舞い込んだ求人に応募していたのです。

 

この頃、陰陽五行の「金」のテーマのセッションを考案しながら、「金」のキーワードの一つである自己価値についてよく考えていました。

 

長い間自分の価値=頑張ることであった私は、上長の方が頑張らなくていい、とおっしゃった言葉を心の底から受け入れることができなかったのだと思います。

 

それから数週間経ち、昨日ある採用試験の一次試験が通らなかった知らせがありました。

 

実際のところ、私は働きすぎて乳がんになった経緯もあるのに本当に転職したいのかよくわからないまま活動していました。

 

が、書類が通り試験を受ける段階になると、受けたのだから受かりたい、と自然と思うようになっていました。

 

ですから不合格と聞いて初めはがっかりしたのですが、一方で心の底ではほっとする感覚がありました。

 

そして今日、通常通り仕事をしていながら、からだの変化を実感しました。

 

私は会社で、通話をしながらシステムに入力する作業を定期的に担当しています。

 

入力する際に、通話の相手に画面を共有して、内容を確認していただきます。入力内容が多いときは一度の通話が30分近いこともあります。

 

話す内容は定型句の繰り返しで多くを話すわけではないのですが、ここ数週間、自分の中で滑舌が悪いことを実感していました。

 

それが今日作業をしていて、口周りの重だるさがないことに気づきました。思えば、このところ食事をしながら口の壁を噛むことも多く、顎が動かしにくい状態でした。

 

ちょうど密かに転職活動をしている期間と重なっていたので、潜在意識の中で私はストレスを感じていて、歯を食いしばるような思いで生活していたのではないかと思います。

 

前回のブログで、原始反射についてご紹介しました。からだが動かしにくくなるような原始反射はどんな人でもストレス下で活性化しやすいから、人生で大きなチャレンジをするときには、ブレインジムがお勧めだとご紹介しました。

 

この内容とは、まったく逆説的なことですが、自分の意図と反するチャレンジの場合は、小手先の対応でブレインジムをしてもそれほど効果がないか、効果があっても精神的に満たされる結果にはならないのではないかと今回の経験から思いました。

 

 

ブレインジムは明確な目標のある方にとっては、その目標に向けてからだを整えていく素晴らしいツールであるのですが、その目標が適切である、という大前提があります。

 

目標と聞くと、何か達成しなければならないもの、一生懸命頑張る必要があるもの、というイメージがあります。

 

けれども、「流れに乗る」ためには、必要以上に頑張ることは不要なのです。

 

ですから、今日お伝えしたいことは、目指す方向へ行動を起こすために脳とからだを整えることが大切なことは間違いないが、まずは自分が何を目指しているか心の声をしっかり聴く必要がある、ということです。

 

思考から解放され心の声を聴くために、自然界で水の流れを見る、心落ち着くことのできるようなゆったりしたセラピーを受ける、瞑想をする、などの時間が大事なのだと思いました。

 

当サロンでは、「五感で感じるセラピー」と「行動するセラピー」の二本立てでセッションを構成しております。

 

ブレインジムは「行動するセラピー」で、ゴールを考え、紙に書き、からだを動かします。

 

一方「五感で感じるセラピー」には今回ご紹介した誘導瞑想、リフレクソロジーやクラニオセイクラルセラピーなどがあり、いずれもベッドの上でゆったりくつろいでいただくだけです。

 

「五感で感じるセラピー」と「行動するセラピー」の両方をバランスよく組み合わせたオリジナルセッションが、「陰陽五行スペシャルセッション」です。

 

もし行動することにストレスを感じていらっしゃったら、是非心安らげるセラピーで五感を解放する時間に触れてみてください。