なぜ私は乳がんの治療を受けることに決めたのか、ヤングリヴィング社のエッセンシャルオイル「Acceptance~受容~」と私がライフワークにしている「Metamorphic Technique」に関連して綴っていきます。
乳がんの治療を本格的に受けることに決めたのは今年2月のことです。
2022年秋に診断が下りて以来定期的に検査を受けていましたが、手術を受ける気持ちはほとんどありませんでした。
少しずつ腫瘍が大きくなっていたことは事実ですが、治療について冷静に前向きに考えるようになった自分自身に驚きました。
今思うと、年末にヤングリヴィング社のエッセンシャルオイルを使い始めたのが大きかったのかもしれません。
名前に惹かれて一番最初に購入したのが「Acceptance~受容~」でした。
コリアンダー、ゼラニウム、ベルガモット、フランキンセンス、ハワイアンサンダルウッド、ネロリ、イランイラン、ブルーサイプレス、ダヴァナ、カフィアライム、ジャスミン、ジャーマンカモミール、ブルータンジー、ローズ、グレープフルーツ、タンジェリン、スペアミント、レモン、オコテア
一番最初に書いてあるコリアンダーは、パクチーというハーブのことですが、ガブリエル・モージェイ著「スピリットとアロマテラピー」(フレグナンスジャーナル社)によると、伝統的に、情熱や昂揚感と、安定感の両方をもたらす用途で使われてきたようです。
昂揚感を感じる香りに包まれて日々からだに使っているうちに、少しずつ私は自分のからだに起きていることを受け入れていったのかもしれません。
また、2024年2月には決断をサポートするための良い機会に恵まれました。
1つは、Metamorphic Techniqueのオンライン勉強会で、病気をどう受け止めればよいか質問をし、議題として扱っていただきました。
病気を受け入れること、治療を受けることについて新しい気づきを得ました。
もう1つは、東京の聖イグナチオ教会にて、神父さんの講演会を聞いたことです。
困難な状況にあるときにお聞きしたので、メッセージがすっと心に染み入りました。
また、Metamorphic Techniqueについても気づきがあり、創始者Gaston氏はカトリック圏の生まれなので、「受け入れること」「共にあること」の考え方はキリスト教の教えに影響を受けているのではないかと思いました。
今改めて思うことがあります。
私が治療を受けると決めるまでに要した時間は、医学的見地からするとあり得ないものかもしれないですが、がんだと突然宣告されて、冷静に受け入れ、考えることができる人はどれほどいるのでしょうか。
恐怖心から訳も分からず治療を受けることを決断せざるを得ないのが実情ではないかと思います。
一方で、治療をどうしても受けたくないという理由で、代替療法などを試しているうちに病状が進行してしまったケースも多数あるようです。
私は今、自分の治療が終わったら、乳がんと診断され同じ思いを持つ方にセラピーをお届けする活動をしたいと考えております。
正しい選択をするために、また、病気の原因を深く内観し、治療後の生活を見据えた心の在り方を考えるために、セラピーは欠かせないと思うのです。
不思議な事ですが、治療を避けていた時期より、治療を受けると決めてからの方が、私の人生が具体的な方向へ動き出したような気がします。
Metamorphic Techniqueでテーマとしている「変容」が水面下で静かに起きているのかもしれません。
当サロンのリフレクソロジーのセッションでは、今回ご紹介したヤングリヴィング社のAcceptanceのエッセンシャルオイルを使用することも可能です。
ご興味のある方は、当サロンホームページよりお問い合わせください。