Valor~勇気~

本日は久しぶりにヤングリヴィング社のエッセンシャルオイルについてご紹介します。

 

以前、同じくヤング社のAcceptanceのオイルを使ってから、乳がんの治療を受けるまでの経緯について触れました。

 

このオイルを使い出してヤング社のエッセンシャルオイルの魅力に取りつかれ、方々で情報収集をしました。その結果、次にほしいと思ったのが今回ご紹介するValorの精油でした。

 

Valorについて、ヤング社のホームページには以下のように説明があります。

 

創設者ゲリー・ヤングによって調合されたヴァラーは、長年に渡る人気のブレンド。その唯一無二の処方は、かつてローマ兵士が戦いに赴く際に”勇気”と”自信”を奮い立たせるために、 植物や植物エキスを塗っていたとされる逸話からインスピレーションを得ました。

 

ブレンドされている精油は次の通りです:ブラックスプルース、ローズウッド、ブルータンジー、フランキンセンス

 

青いブルータンジーの精油がブレンドされているため、Valorも青い色をしています。

 

私は特に勇気や自信がほしくてValorを選んだわけではなかったのですが、ヤング社一押しの精油がどのようなものか使ってみたかったのです。

 

ところが、楽しみにして早速蓋を開けて香りを嗅いでみたところ、正直あまりいい香りとは思いませんでした。

 

それに加えて、使い始めてすぐに胃の調子が悪くなり、1週間位続きました。

 

セラピーで「好転反応」と呼ばれるこのような体調の変化は珍しいものではないため心配はしなかったものの、パワフルな精油であることはよくわかりました。

 

その後続けて使っていくうちに、香りに対する感じ方も変わってきました。からだの中で浄化作用が起きることで、感じ方がよい方向へ変わることがあるようです。

 

最近はそれほど頻繁に使うことはなくなりましたが、今振り返ってみると、私はこのValorで、乳がんの治療を受ける勇気を養っていたように思います。

 

というのも、治療を受けると決めること自体も大きな決断でしたが、その後自分の望む治療を受けるために妥協せずに担当医の先生に希望を伝えることは大きなパワーを必要としました。

 

また、治療法や病院を決める段階で同時進行で進んでいた転職活動では、治療を優先した結果内定を辞退することになり、結果的には内定取り消しになりました。どんな結果になっても自分が選んだ決断が正しいと信じる強さが必要でした。

 

 

 

 

さらに手術日が決まった後、更に大きな勇気が必要な出来事が控えていました。治療のために仕事を長期間休まなければいけなくなったからです。

 

会社に伝えるタイミングがちょうど派遣契約の更新時期と重なり、更新が決まるまでは不安で熟睡できない日々が続きました。

 

手術日が決まるまでは考えることがなかったがん治療の現実的な問題が、仕事なのだとそこで初めて気付きました。

 

このように、病気に向き合うことはこうした勇気も培ってくれるような貴重な経験になり得ますが、それを初めから独りでできるのか、と考えたら、難しかったかもしれません。

 

Valorの精油を直感的に選んだ時から、自分の人生が少しずつ力強い方向へ進んできたことを実感しています。

 

何が起こるかわからない人生だからこそ、直感で本能で選んだ香りを人生のお供にしていけたら心強いのだと思いました。

 

当サロンのリフレクソロジーのセッションでは、今回ご紹介したヤングリヴィング社のValorのエッセンシャルオイルを使用することも可能です。

 

香りからもセッションをお楽しみいただけましたら幸いです。