先日、夏に訪れたい涼しいスポットランキングの中で全国の滝が紹介されていました。
私も神奈川県の奥湯河原で不動滝を見てきました。
私は以前から、滝を見ることで、涼感だけでなく、心身によい影響、具体的には人生の流れを変えるように感じてきました。
今回不動滝を訪れて、同じことを感じましたので、前回の気づきとともにご紹介します。
前回不動滝に行ったのは、2023年12月のことです。
この時、ちょうど帰宅日にほくろを取る手術を予定していました。
そのせいか滝を見た後感傷的な気持ちになりながら病院に向かったことを覚えています。
その感傷的な気持ちは次第にネガティブな感情に変化し、クリスマスに向かって、その感情がMAXになっていきました。
ここで、引き寄せの法則に関する自分のブログを読み返した時、ポジティブなことを望んだ直後にネガティブな気持ちに襲われやすいという自分のパターンが書いてあり、その時も同じことが起きているのだと再確認したのでした。
その後落ち着いてから、いつからこの感情が始まったのか振り返った時、ほくろを切除した頃だったことに気づきました。
そこで、ほくろを切除した日に見た湯河原の不動滝のご紹介と、滝を見たこと、ほくろを取ったことと、悲しみの感情について、セラピーの観点から気づきをまとめたのが「ほくろと悲しみと大腸経」です。
今振り返ってみると、年が明けて1ヵ月後には、人生を変えたいという強い希望が湧く中で、乳がんの手術を受ける決断をしていました。
やはり、この時感じていたネガティブな感情は、その後ポジティブな出来事に転じたようです。
さて、今回この時期に湯河原に行きたいと思ったのは、もうすぐ放射線治療が始まるタイミングで、日常生活をリセットし、温泉につかって心身を整えたいと思ったからです。
ちょうど手術から1ヵ月が経つ頃で、元々は術後の疲れを取るために計画していましたが、術後の経過は思いのほか良好で、手術前とほぼ変わらない生活をしていました。
けれども、湯河原に着くとすぐにこれまでの疲れがどっと出ました。
十分に休息を取る中で、次第に心のデトックスも始まっていったようで、朝6時に誰もいない中で滝の流れを見ていると、心が洗われるようでした。
そんなわけですっきりした気持ちで帰宅したものの、その後しばらくして今回もネガティブな気持ちがやってきました。
放射線治療の計画が決まり、これから先のあれこれが現実的になったことがきっかけですが、たぶん治療だけが原因ではないと思うのです。
私にとって放射線治療を受ける期間は、本当の意味で病気の原因に向き合い、その後始まる新しい生活へ気持ちを切り替える時期だと思うからです。
今回のブログでお伝えしたかったことは、以下の2点です。
・滝を見に行くと、滝の流れに心身の流れが共鳴して、滞っていたものが流れやすい。この時すぐに良い流れがやって来ることもあるが、始めに滞っていたネガティブな気持ちが流れることもある。
・人生の転機の前、特にポジティブなことを願った後に、ネガティブな気持ちに襲われやすいが、これも、良い流れがやって来る前の前兆と考えられる。
そんな思いから、私は滝をテーマにした、ネイティブインディアン発祥のストーンセラピーを行っています。
実際に水の流れを聴いていただき、滝を見ていることをイメージしていただきながら、心の流れも流していくための誘導瞑想です。
ネイティブインディアンの方々は、このセラピーを神経伝達の向上やコミュニケーションの向上に役立ててきました。
私はそれ以外にも、流れを良くすることで人生の様々なことによい影響を及ぼすことができると信じています。
何か変えたい、と思われる方はこの時期滝に行かれることをおすすめします。
滝が近くにない、という方はこのセラピーを受けてみられてはいかがでしょうか。
*全国の滝の近くの宿泊施設の方で、このセラピーを行うための場所をご提供くださる方も心から歓迎いたします。