昨日は関東地方に台風が近づいた一日でした。
私が住む地域ではそれほどひどい風雨はなかったものの、自分自身に連動して浄化が起きていたようで途中から頭痛が続いていました。
そして今朝、すっきりした気持ちで目が覚めました。
数日前からヤングリヴィング社のAcceptance(受容)のアロマオイルを再度使い始めていた私は、目が覚めたとき「放射線治療を受けるのだ」という思いとともに、自分の人生のある部分について、ある種の諦めと受容の感覚を感じていました。
諦めというと否定的な印象が伴いますが、抵抗を手放し現実をありのまま見つめた結果起きる、よりニュートラルな感覚に近い受容でした。
本日は、人生を受容しつつも、犠牲者や被害者の立場に甘んじることなく、人生を前向きに生きることについて、思うことをシェアしたいと思います。
私にとって放射線治療を受けることは、とても大きなチャレンジです。
これまでずっと自然療法を探求してきた立場からも、たとえ一利があったとしても、百害の方がよっぽど大きいと考えてきたからです。
がんを死滅させるという医学的効果が立証されていたとしても、正常細胞を攻撃することには変わりなく、失われた機能は時間をかけても元に戻らないものもあります。
がんと闘うために一定の副作用があっても仕方ない、というのが医学界の定説かもしれませんが、そこまでしてなぜ闘うのか、という自分なりの答えが見えずにいました。
そのため、私はがんを根治できないとしても、医療に代わる手段で何とかならないかとこれまで模索し、担当の先生にも自分の思うところを率直に伝えるようにしてきました。
伝えたからといって、自分が満足できるところまで折り合ってくださる先生はいらっしゃらなかったですが、自分は自分なりに考えてやっているのだという自負がありました。
治療開始にあたり、今回も放射線治療医の先生に自分の希望を伝えましたが、全く取り合っていただけませんでした。
同じような意見を主張する方は一定数いらっしゃるようで、積極的にセカンドオピニオンを勧めてくださいましたが、手術を決めるまでに何度か同じ道を辿ってきた私としては、もはや時間とお金の無駄のように感じ、今回初めて諦めと受容の感覚を覚えました。
というのも、これまで様々な先生にお会いした中で、結局のところ治療法に多少のバリエーションはあってもそれを受けるか受けないかは自分の決断の問題のように感じていたからです。
どの選択肢を選ぶにしてもリスクはあり、選ばなかった場合にもリスクがあります。
決めるまでの時間も大切で、その間に別の選択肢が現れることもありましたが、闇雲に時間を引き延ばしても、人生全体の流れを考えた時、あまり意味がないように感じました。
だとしたら、私にとって放射線治療を受けることに何の意味があるのか、医学的な部分以外に答えを見つけたいと思いました。
そこで、いつもお世話になっているセラピストの先生のもとを訪れ、マウントフジフラワーエッセンスのセッションを受けることにしました。
セッションでは、自分の状況を伝えるものの、その内容に合ったエッセンスを選んでいただくというわけではなく、チャクラの上にペンデュラムをかざして必要なエッセンスを選び出していただきます。
選び出されたエッセンスは毎回ぴったりのものだと先生も私も驚くのですが、今回選ばれた「ダンコウバイ」のエッセンスも今このタイミングで私に必要なものでした。
いただいた解説書には、以下のようなことが書いてありました。
「ネガティブな連鎖からの脱却。被害者をやめる。自分のよくなる力、肯定的な視点を思い出す。否定的な出来事を発端に、何に対しても肯定的な思いを持てない、否定的な展開ばかりが続く時に。」
人生のある時点で大きなショックを受けるような出来事があってから、ネガティブな連鎖が続いてしまっている人をサポートするものだそうです。
何をやってもうまくいかない時自分は被害者だと感じてしまいがちですが、実はその出来事以来ずっとネガティブな想念を持ち続けているために、
自分の周りに放射されたネガティブなエネルギーが人生全般に否定的な展開を呼び込んでいるようです。
最初のきっかけは外側からの否定的な出来事だったとしても、その後の展開は自分自身が引き起こしていること、自分の力を信じて放射するエネルギーの質と方向性を変えていく必要があることが書いてありました。
5年前に、私は立ち直れないと思うほどの大きなショックを受けました。
この時以来自分なりに頑張ってきましたが、2年前に派遣切りと乳がん発覚が立て続けに起きた時、5年前の出来事からのネガティブな連鎖がありそうだということは病気が見つかって割と早い段階で感じていました。
そのためこの出来事に関係する相手をゆるすことがテーマだと思い、ゆるしに関係するブログを多数発信してきました。
が、解説書によると、「相手をゆるすというよりも、まず自分自身を大切にし、愛する在り方へと立ち戻ることから始まる」と書いてありました。
おそらく特定の人をゆるすだけではなく、それ以前から同じパターンを持っている自分自身にフォーカスして、パターンを変えることができるよう自分が発しているエネルギーを変えていくタイミングなのだと思いました。
解説書にエネルギーを「放射」すると表現されていたことも、これから「放射線」治療を受ける私には印象的でした。
そこで、これから1か月浴び続ける放射線のエネルギーをネガティブなものと決めつけず、この一連の流れにおけるポジティブな視点を思い出すとともに、自分のからだのよくなる力を信じ、浴びる放射線と同じかそれ以上のポジティブなエネルギーを意識して放射していきたいと思いました。
最後に、「自分自身を大切にし、愛する在り方へと立ち戻る」ことについて気づきを記します。
先日、女性のあり方について過去に書いたブログをまとめました。
過去ブログを読み返す中で印象に残ったのが、以前オーラソーマのコースで「コーラル」のエネルギーについてマイクから聞いた話をまとめた、以下のブログです。
オーラソーマでは、自己犠牲や報われない現実が繰り返されるとき、コーラルのエネルギーがネガティブに働いていると考えられているのですが、これを乗り越えた時に得られるコーラルのポジティブな特質は「自分を愛する」ことです。
そのためにはまず、自分の考えと他人の考えを区別し、自分が経験していることが周囲の影響を受けすぎていないか考えてみることが大事だとマイクは話していました。
「私は私のために生きて、私を幸せにする」現実を創造できるようなポジティブなエネルギーを発していきたいです。