感謝についてのブログを記した昨日の夜、イタリア人セラピストのSちゃんと、共通の知り合いAさんへ感謝を込めて遠隔瞑想とヒーリングを行いました。
本日は、昨日のブログの続編として、クラニオセイクラルセラピーについて気づきがあったので、記します。
Sちゃんとは、2017年にイタリアで参加したクラニオセイクラルセラピーのコースで仲良くなりました。
観光以外で初めて来たイタリアで、どきどきしながらコースに参加した私の隣りに座っていたのがSちゃんでした。
私はイタリア語が話せなくて、Sちゃんも英語がほとんど話せない状態だったので、会話が続きませんでした。
そんな時に、間に入って会話をつなげてくれたのが、英語が堪能なイタリア人オーラソーマティーチャーのAさんでした。
SちゃんとAさんはイタリア各地で開催されるコースに一緒に参加していたと聞き、先生と生徒という関係を超えた絆があるように思えました。
AさんはSちゃんとのランチの時間に私を誘ってくれました。
次第にSちゃんと私は片言の言葉でも心が通じ合えるように感じて、仲良くなりました。
Sちゃんとの思い出については以下のブログに綴っています。
昨年乳がんの手術を受けた時期がちょうどSちゃんの誕生日だったこともあり、メッセージを送ったところ、大変な状況が起きていました。
私も手術前ということでお互いにヒーリングを送ることになりました。
実はその時Sちゃんとは久しぶりに連絡を取ったため、それまで使われていたメールアドレスは不通になっていました。
そこで、Aさんに連絡し、Sちゃんの新しいアドレスを教えてもらいました。
その後、Sちゃんと行うことになったヒーリングのことを話し、よかったら参加してもらえませんかとお願いしたら、「心の中で二人(Sちゃんと私)と一緒にいますよ」とお返事をくださいました。
そのAさんが、この半年の間に病気で亡くなられたというのです。
Sちゃんによれば、およそ1年前から闘病されていたとのことなので、半年前のヒーリングの時にはAさんも具合が悪かったはずなのに、ご自分のことは何もおっしゃっていませんでした。
Sちゃんは大変なショックを受けており、私も急なことで驚き、昨日は、お世話になったAさんに感謝の気持ちを込めて共に瞑想し、ヒーリングを行ったのでした。
さて、予定していた時間になってワンコと一緒にヒーリングを開始したら間もなく、SちゃんとAさんの存在が近くに感じられてきました。
Sちゃんもヒーリングを始めたのだとわかりました。
そしてSちゃん、Aさん、私を取り巻くエネルギーがとても愛のある広い空間に感じられてきました。
昨日はずっと心に気になっていたことがあったのですが、そんなことを忘れてしまうくらい、愛のエネルギーは大きく包容力のあるものでした。
クラニオセイクラルセラピーの実施者として重要な鍵となる、認知できる範囲が自然に広くなっていくことを感じました。
愛の空間を感じながら、私とSちゃんをつなげてくれたAさんは大きな愛を持った方だったのだな、と思いました。
その時、私は自分の心から同じくらい大きな感謝の気持ちが湧き上がってきたのを感じました。
そう、愛と感謝というのは本来同じエネルギーなのだな、と思いました。
SちゃんとAさんと一緒に学んだクラニオセイクラルセラピーは、脳と仙骨の緊張を緩め、脊椎の間を流れる脳脊髄液の流れを整えるものです。
私の人生の滞りを解消してくれたきっかけとなった大切なセラピーです。
瞑想中に、このセラピーのことをイメージすると、過去をクリアにしてリセットして前に進むためのセラピーなのだなと感じました。
さて、2017年にイタリアで学んだ時には、その先のコースを参加者の誰もが期待していました。
次はいつ頃がいいです、という声がコースの最後に飛び交っていました。
私はそんなにすぐにまたイタリアに来られるかな、と思いつつも、そのコースが二度と開催されることがない、とは思いもしませんでした。
2018年以降、オーラソーマの制度が変わり、私の生活も変わり、いろいろな意味でこれまでとは状況が変わりました。
私はもう同じ先生からクラニオセイクラルセラピーを学ぶことができない、という事実を次第に受け入れるようになったものの、もう一度このセラピーを学びたい、という気持ちが薄れることはありませんでした。
そんな中、2019年にオーラソーマを学び直すためオーストラリアのタスマニアに行きました。
この時同時進行で私にとってとても困難な出来事が起き、オーラソーマの学びだけでなく、個人的に大きな癒しの機会となりました。
タスマニアの先生が行っていらっしゃるセラピーは、オーラソーマ以外に私が行っているセラピーと共通点が多く、クラニオセイクラルセラピーもその1つでした。
先生のクラニオセイクラルセラピーと、私がイタリアで習ったものはどちらもオーラソーマのプロダクツを使用するものの、内容は全く異なります。
それでもよいから、是非習いたいと先生に伝え続けて5年経った2024年、やっと2025年3月にコース開催の連絡がありました。
コースまであと2か月というタイミングで、昨日はSちゃんとのヒーリングの機会があり、改めてクラニオセイクラルセラピーへの私の思いと、イタリアで学んで以来現在までの道のりに思いを馳せました。
常に開催されるわけではないコースが開催されるときに、自分が参加できる幸運を感じます。
イタリアで出会ったSちゃんと天国のAさん、タスマニアで5年ぶりに再会できる先生に感謝し、今年もクラニオセイクラルセラピーを実践し、学びを深め、皆さまにもアップデートしたセッションをご紹介できればと思っています。
これからも当サロンのクラニオセイクラルセラピーのセッションをどうぞよろしくお願いいたします。
注)当サロンのクラニオセイクラルセラピーでは、オーラソーマプロダクツは使用しますが、コンサルテーションは行っておりません。