冥王星が完全にみずがめ座入りする明日、約1か月間に及んだ私の放射線治療が終わります。これまで毎回の治療時間に瞑想とイメージングを続けてきましたが、最後の4回になってちょっと様相が変わってきました。実はこの4回の照射はこれまでと異なり、がんがあった部位限定で行っているのです。そのため、照射の方法が変わり、時間もこれまでより短くなり、静かに瞑想するという雰囲気でもなくなったため、どうしようかと思っていました。そんな中でイメージングも重要な局面に入りましたので、本日はその気づきをシェアします。
放射線治療20回のうち12回が終了しました。前回のブログでご紹介した通り、私は治療の時間をこれから創造したい喜びの世界をイメージするための時間として活用しています。毎回の治療にかかる約1分間は、余分な雑念の入らない、無になれる時間です。これを20回続けたらどうなるのだろう、と前向きな気持ちで続けています。イメージするにあたって、認知科学者の苫米地英人さんの著書2冊が参考になると感じましたので、内容のまとめと、イメージを続けての感想をご紹介します。
約10年前にベストセラーになった、岸見一郎・古賀史健著「嫌われる勇気」(ダイアモンド社)を読み終えました。9月にフィボナッチ音叉ヒーリングを受けた後、自分の意識が、他人の感情に大きく影響を受けていることに気づき、自分と他人の境界線を持つことが大事だと思ったことを話したところ、読書家の妹が、「課題の分離」をテーマにしているこの本を勧めてくれたからです。フィボナッチ音叉ヒーリングとは、宇宙も地球の自然界もフィボナッチ数列に従って動いている、という考え方を基にして作られた音叉を使用するセッションです。その中でも、水の周波数によって作られた音叉を使ったセッションで、感情と水の関係性から、感情をテーマに受けていたのでした。本日は、「境界線」の視点から、この本のまとめと感想を綴ってみます。
今日は、銀座メゾンエルメスフォーラムで開催されている、内藤礼さんの個展「生まれておいで 生きておいで」を観に行きました。こちらは、つい先日まで東京国立博物館で開催された同名の展覧会の連携企画で、会期が重なった9月中は両方の会場をシャトルバスで回ることもできたようです。私が博物館での開催を知った時には、すでに入場券は完売でした。それで、銀座エルメスで開催されているこちらの展示がどんなものか、参考程度に見に行っただけでしたが、なかなか見ごたえのある展示でした。
先週から、デヴィッド・R・ホーキンズ博士著「パワーか、フォースか」を読んでいます。この本は、もともと3月に受けたキネシオロジーのセッションでホーキンズ博士の編み出した「意識のマップ」というのを初めて知り、図書館で予約していました。前回、自分がネガティブな想念を放っていたことに深く気付いたことを記しましたが、偶然にもそれから間もなく予約の順番が回ってきて、改めて自分の意識のあり方について考える日々です。
このところ理解を深めている「ポリヴェーガル理論」について、創始者のポージェス博士の著書「ポリヴェーガル理論入門~心身に変革を起こす「安全」と「絆」~」(春秋社)を読みました。これまで、ポリヴェーガル理論に関する本を2冊読みました。主にセラピーの観点から、トラウマ反応によってからだが闘争・迷走反応もしくは不動化(シャットダウン)に陥った際に、どのような方法を取ることが効果的かご紹介しました。この2冊がポージェス博士の理論に影響を受けたセラピストが書いた本であったのに対し、ポージェス博士自身の著書を読んだのは初めてでした。ポージェス博士自身は科学者であるため、本を読んでの捉え方は読み手の立場によって様々かと思います。私自身は、読み進めながら自分が乳がんを患った経緯を思い出しました。本日は、安全が脅かされることと病気との関連、そしてそこからどのように立ち直ればよいか、感じたことを綴っていきます。
昨日、オーストラリアから初来日中のブレインジムインストラクターJさんご夫妻に東京でお会いしました。
本当は今日東京をご案内する予定でしたが、日にちが間違って伝わっており、昨日の朝待ち合わせ場所で会えないとJさんからご連絡がありました。すぐには駆けつけられない状況で焦っても仕方なく、事前にお知らせしていた情報をもとに、お二人で観光してくださいと伝えるしかなくなりました。Jさんご夫妻は渋谷のスクランブル交差点だけはどうしても見に行きたかったようです。渋谷に向かう途中、地下鉄を乗り間違えたり、大混雑に遭って大変な思いをして、ホテルに戻って来られました。このような経験は初めてだったのでどうしようかと思いましたが、最終的には時間のロスも少なく、混雑している中何とか空いていたお店でお茶をして楽しい時間を過ごすことができました。Jさんは今世界各地を旅行され、人生を明るく楽しく過ごしていらっしゃいますが、実は過去大変なことがありました。今日は、Jさんに出会った当時を振り返りながら、改めてブレインジムについてご紹介したいと思います。
引き続き、ポリヴェーガル理論について理解を深めています。今回はデブ・ディナ著「セラピーのためのポリヴェーガル理論」を読みました。こちらは、クライアントのトラウマ反応を抑えるために、セラピストはクライアントとどのように安心感のあるつながりを築いていくべきかという視点で書かれています。他者とよいつながりを作ることは私たち誰にとっても重要なことであり、人が幸せに生きるための本質的なポイントとは、周りとつながることだと感じましたので、本の内容と所感をシェアします。
「からだのためのポリヴェーガル理論」(スタンレー・ローゼンバーグ著、春秋社)を読み終えました。長年の臨床経験に基づく内容は説得力があり、また、単にプロによる施術を受けることを勧めているだけではなく、不調に苦しむ人が自分自身で回復できるようなレジリエンスを育むための簡単なエクササイズが紹介されていることに感銘を受けました。どんな人も生きている中で、困難に出会うことがあります。そんな時、私自身もセラピストとしてクライアントの方を一方的に導くのではなく、いかに常日頃から自分の状態に気付き、必要な行動を起こせるようにするためのきっかけを作ることが大切だと感じています。今日はこの本について私が印象に残ったことを簡単にまとめます。
今日は、今年初めてのオーストラリアブレインジム協会のオンラインミーティングに参加しました。ファシリテーターはブレインジム協会のベテランティーチャーGさんです。この方には、2年前新しい環境へ移る前に個人セッションをしていただきました。ブレインジムの重要なポイントである、意識を広げ気づきを深めるマインドフルネスを体感できるような内容でしたが、今回も「ポリヴェーガル理論」をベースにしたオリジナリティ溢れる勉強会になりました。